毎日いろんなことが起きますよね。
その出来事によって、不安や心配など…
ひどくなると抑うつ状態になったり、罪悪感や怒りの感情などに押しつぶされそうになって、精神的な苦痛にまで発展してしまうこともあります。
でも、ちょっと考え方のクセを変えると、氣持ちがラクになるんですよ!
思考・考え方が変わると、感情や行動も変化する
私たちが悩む時、そのベースにあるのは
「~しなければならない」
「~するなんて、いけないことだ!」
こんな「思い込み」とも言える考え方(思考グセ)です。
例えば…
Aさんも、Bさんも1000万円の預金があったとします。
Aさん「1000万円しかないから、節約しなきゃ」
Bさん「1000万円もある!人生楽しまなくちゃ!」
同じ1000万円の預金ですが、受け取り方、考え方によってその後の感情が違うと思いませんか?
あなたはどんな思考グセがありますか?
この「思考グセ」というのは、これまで生きてきた中で、無意識的に学習してきた「考え方」に大きな影響を受けています。
近くにいる人たちの思考グセの影響を受けやすいですよね。
特に親や友人など…。
無意識的なのでどうしようもないですよね”(-“”-)”
自分でも氣づかないうちにそのように反応してしまうんだから。
出来事に対してどう解釈するか、どう意味づけするかという思考によって
私たちが感じる“感情”は変わるのです。
先ほどの例のように同じ出来事であっても…なんです。
自分の心の奥底にある本当の気持ち
もしあなたが今、何らかのネガティブな感情を抱えていたとして…
① そのネガティブな感情の原因は、出来事そのものから生じているのではなく、あなたがその出来事をどのように解釈しているか…。
そこから生じているものであると考えてみて下さい。
例えば、同僚がいいかげんなため、その分あなたが余計に仕事をしなければならないような状況が続いていたとして…。
「なんで適当に仕事してる人の分まで私がやらなきゃいけないの?!」
って思いますよね。そう思う気持ちを否定しなくてもいいんですよ。
でも、そこからどんな感情が生じるかと言えば
「イライラ」「ムカつく」「怒り」
そして、それが何度も繰り返されたら? たまりませんね”(-“”-)”
そこで・・・
どうしてこんなにイライラするのか?
ムカつくのか?
自分の心と対話してみて下さい。
・人の仕事まで、私やりたくない。
・私だって大変なのに…。一生懸命やってる私がバカみたい。
・やらないで済まされるなんて、ずるい。
そんな風に思ったりするからではないでしょうか?
そんな思いの奥底には
「私も、もっとゆったりと仕事がしたい」
「私だって、休みたい」
そんな氣持ちがありませんか?
だから、マイペースで仕事をしている同僚に腹が立ってしまう。
完璧主義で、責任感が強くて真面目な人ほど・・・ね。
そこで少し視点をずらして考えてみましょう。
あの人、すごい適当に仕事してるよな。ちょっとイラつくけどそりゃ、そのくらいじゃないとこの仕事大変だもんな。
私も少しセーブしてやってくことにしよう。手伝える時はやるけど私も大変だから、出来ない時はもう手伝わないと決めよう。
どうですか?
ちょっと気持ちがホッとしませんか?
② そのネガティブな感情は、他人や過去の出来事のせいではなく、今現在のあなたの思考から生じていると考えてみて下さい。
ちょっと受け入れるのが難しいかもしれませんね。
「いやいや、私のこの苦しみは親に愛されなかったからだ」みたいな…。
そう感じちゃいけないんじゃないのです。
そう感じた自分を否定することもないんです。
でも、過去の問題を持ち出して「今の問題」と関連付けて悩んでいても、氣持ちはなかなか晴れません。
それよりも
「これからどうしたいのか?」に焦点を当ててみましょう。
過去ではなく「今」を見て下さい。
”今のあなたのネガティブな感情は、今のあなたの思考で変えることができる”のだから。
どうでしょう?
何か氣づくことはありますか?
ネガティブが悪いわけではないのですよ。
ただ、そこから生じる感情に苦しめられてしまうので、そんな感情を引き起こす考え方を変えてみましょう…
ということです(*^^*)
こんなクセはありませんか?
瞬間的、自動的、無意識的にしてしまう思考のクセなので自分では氣づきにくいと思いますが…💦
マイナス思考
良い事を無視してしまい、なんでも悪い出来事にすり替えてしまう。
拡大解釈
失敗や指摘を大げさに捉える。
過少評価
成功や長所などを過少評価してしまう。
感情的な決めつけ
客観的な事実よりも否定的な感情を堅実と決めつけてしまう。
~すべき思考
~すべき ~であるべき ~なんて許されないなどの凝り固まった考え方
一般化しすぎ
1つ何か悪い事が起こると「いつもそうだ」とネガティブに捉えてしまう。
結論の飛躍
理由もないのに、先読みや想像をして悲観的・否定的な結論を出してしまう。
自分に(極端に)厳しい
失敗した時、自分に対し必要以上に厳しい。
「ダメだ」と自分を否定。
これらは、良い悪いではないんですよ。
ただ、こういった思考グセがあると自分が辛いんですよね。
私も、過少評価・~すべき思考、結論の飛躍・自分に厳しい
そんなクセがあります😰 今は、意識して改革中ですけどねっ😉
冷静になって考えてみよう
もし、今なにか悩んでいることがあったら、その出来事を【どう解釈しているから辛いのか…】内観してみて下さい。
そして、そう考えることが現実的で論理的かどうか?
そう考えられる証拠はあるのか?
例えば…
氣になっている彼が、自分より若くてかわいい女性とカフェで楽しそうにお茶している姿を、たまたま目撃してしまった。
それを見て、あなたはどう思いますか?
「え~っっ なにぃ😲?!だれ?あの人??」
「もしかして、彼女?」って、思います?
それで、心がモヤモヤして氣になって苦しくなってしまう?
ここであなたの見た事実は、彼が若い女性とカフェでお茶している姿…だけ。
彼と彼女が付き合っているという証拠がありますか?
そう考えることが論理的でしょうか?
少しずつ自分の氣持ちがラクになる考え方へシフトしてみましょう。
一緒にいた彼女は従姉妹とか、姪かもしれないな…。
同僚ということもあるし… 別に一緒にお茶することくらいあるよな~。
今度聞いてみよう。
そんな風に考え方がシフトできたら氣持ちがラクになりませんか?
本当のことは確認しなくちゃ分からないのに、一人で勝手に先読みや想像をして悲観的・否定的に捉えてしまっては、苦しいだけです(+o+)
まとめ
1)思考・考え方が変われば感情や行動も変化する。
2)出来事をどう解釈・意味づけするかという思考によって、さまざまな感情が生じる。
・ネガティブな感情の原因は出来事そのものから生じているのではなく、あなたがその出来事をどのように解釈しているか…。 そこから生じているものであると考えてみて下さい。
・ネガティブな感情は他人や過去の出来事のせいではなく、今現在のあなたの思考から生じていると考えてみて下さい。
・「これからどうしたいのか?」に焦点を当ててみましょう。
過去ではなく、「今」を見て下さい。
・今のあなたのネガティブな感情は、今のあなたの思考で変えることができる。
3)思考のクセは瞬間的、自動的、無意識的なので自分では氣づきにくい。
4)自分の心の奥底にある本当の氣持ちを知り視点を変えてみる。
5)冷静になって自分の心を内観し、その考えが現実的で論理的か、そう考えられる証拠はあるのか考えてみる。
6)少しずつ自分の氣持ちが、ラクになる考え方へシフトしていくことができれば、大成功。
クセって自分では氣づきにくいものですが…
ここに出てくるようなクセが、もし自分にあることに氣づいたら意識してみて下さいね。
少しでもあなたの毎日が軽やかになることを願っています😊
自分の思考のクセ、何となく自覚できてきたものの、苦手な人と一緒にやらなくてはいけない状況が続くと、やっぱりネガティブな感情に飲み込まれて辛くなります。
キャラ診断をしていただいた者です、ありがとうございました。もうしばらく気持ちの葛藤が続きそうです。
美紀さん、コメントありがとうございます。
Gmailに返信させてもらいますね~(^^)