あなたが相手のことを思い、相手のために一生懸命になれたことを
心から喜びと感じられるのであれば問題ありません。
でももし「私はこんなにやっているのに…」
少しでもそんな風に感じるのであれば読んでみてね。
あなたが苦しくなってしまうのは…
身近な人だからこそ「幸せになって欲しい!喜ばせたい!」
そんな思いが強くなりすぎて自分の中心に相手を置いてしまうと
私はどうなってもいい。どんなに辛くても、私が我慢するしかない。
そんな「自己犠牲」精神によって、あなた自身が苦しくなってしまうのです。
自己犠牲って、相手から感謝や好意を得ようとしていることの裏返しであり、自分を認めて欲しいという氣持ちの裏返しでもあります。
そして相手は自分の幸福の責任が自分にはなく、あなたにあると勘違いするようになるのです。
あなたが相手のために行動すればするほど、相手はますますあなたに依存するようになり、ドンドン要求してくるようになってしまいます。
苦しいですね(;・∀・)
あなたはそもそも価値ある存在
自分を犠牲にすることで、自分の価値を確認しようとしていませんか?
自分を犠牲にして相手から、好意や感謝をされることで、やっと安心できる…みたいな。
あなたの価値は他人が決めるものではありません。
評価の対象になるものでもなく、そもそも価値ある存在です。
そして、他人に「認めて欲しい」と思ってしまうのは、自分が自分を認めていないからなのです。
まずは、自分が自分を認めてあげませんか?
他人を本当の意味で幸せには出来ない
本当の意味で、あなたが誰かを幸せにすることはできないのです。
なぜなら、幸せは本人が「感じるもの」だから。
その人にとって一番幸せになれる道は、その人にしか分からないし
あなたの思う幸せが、必ずしも相手にとっての幸せとは限らないのです。
唯一出来ることは、その人自身の力で実現させることが出来ると信じて見守ってあげること。
例えるなら…
何でもかんでも子供のために先回りして「この子のために…」と何かを与えたり、してあげたりすることではなく、子供の力を信じてただ見守る…
という感じでしょうか?
まとめ
自己犠牲は相手から感謝や好意を得ようとしていることの裏返しであり、自分を認めて欲しいという氣持ちの裏返し。
相手は自分の幸福の責任が自分にはなくあなたにあると勘違いするようになる。
相手の力を信じて見守ること。