私たちが無意識にしている呼吸。
呼吸は、心と身体にとっても影響しているんですよ!
呼吸の”すごさ”をお伝えしたくて、呼吸がどのように心と身体に影響するのかをまとめました。
呼吸をコントロールしているのは自律神経
私たちは、5分間何も食べなくても、飲まなくても生きていられるけど
5分間呼吸しなかったら死んじゃいますよね😵
呼吸は、生命活動を維持するためにとっても大切なもの。
でも、それだけじゃないんです!
呼吸は…
・身体や心を緊張させることも出来るし
・身体や心をリラックスさせることも出来るのです。
意識的にも無意識にも!
これがすばらしいところなんです(*^^*)
身体や心が緊張するとゼイゼイ、ハアハア(荒い息)ってなりますよね?
何か身の危険を感じた時、そこから逃げるにしても戦うにしても機敏に動けるように、肺が自動的に大量の酸素を素早く取り込むから。
プンプン😠怒って興奮すると、心臓がバクバクして鼻息が荒くなるのも同じ。
それから、緊張している時にもあくびって出るんですよ!
これは、緊張をほぐすためなんです。
犬や猫が知らない人の前であくびをするのはこのため。
このような呼吸や身体の反応って自律神経によってコントロールされているんです。
自分の意志でコントロールできる呼吸
【自律神経】とは
脊椎動物の末梢神経の一。
意志とは無関係に作用する神経で、消化器・血管系・内分泌腺・生殖器などの不随意器官の機能を促進または抑制し調節する。
交感神経と副交感神経とからなる。植物性神経。出典:デジタル大辞泉の解説
こんな風に自律神経は、私たちの生命維持のために何か食べたら
「胃」を動かす ⇒ 消化する ⇒ 「腸」を動かす ⇒ 栄養を吸収する
って、自動でやってくれていますね。
私たちが寝ている間でも「心臓」や「肺」が動くのは、この自律神経のおかげ。
勝手に働いてくれる自律神経ですが、自分の意志でコントロールすることは
できないのです。
自分の胃に「動くな」って命令しても止まりませんよね?
でも、呼吸だけは唯一自分でコントロールすることができるのです。
呼吸を止めようと思えば、少しの間なら止められますよね?
ということは…
呼吸をコントロールすると、自分の意志で自律神経に働きかけることができるってことなんです!
すごいと思いませんか?
私はこれを知った時すっごい感動しました(*^^)
息は心を現している
息は「自」の「心」と書きます。
息は、その時々の自分の心の状態が現れているのです。
◆焦っている時・・・息が苦しくなっている。
◆緊張している時・・・息が浅くなっている。
◆ゆううつな時・・・溜息がでる。
◆ほっとした時・・・安堵の息がでる。
◆怒っている時・・・鼻息が荒くなる。
◆集中してる時・・・息が止まる。
自分では意識していなくても心と息は呼応してますよね。
面白いですよね~!
呼吸をコントロールすれば、心も身体も変わる
私は、次から次へと仕事が入り緊張が続くような時は、努めて「呼吸」を意識していました。
どんなに忙しくてバタバタしても、パニックになりそうでも、時間に追われていても、少しだけ時間をとって(例え30秒でもOK)、目を閉じて深呼吸をただひたすら繰り返すのです。
時間がとれなくても意識して深い呼吸を心掛けて作業してみて下さい。
トイレへ行きながらでもいいと思います。
そうすると、不思議なくらい落ち着きます。
そして、冷静になって仕事に取り組むことができます。
「余裕があるから、呼吸も深くなる」のは事実。でも・・・
「呼吸を深くすれば、余裕ができる」っていうのも事実です。
このように呼吸には心を変える力があります。
何故なら呼吸は自律神経を安定させる力があるから。
自律神経は身体の働きをコントロールしているので、呼吸と身体も関係あるんです。
心と身体もそうですね!
心が元気ないと身体も重いし、どこか身体に痛みがあるだけで心もブルーになったりしますもんねぇ😫
結局、自律神経が安定すれば内臓の働きが良くなるし、血圧も分泌腺の働きも良くなるってことです。
そして結果的に体調も良くなるんですね。
まとめ
- 呼吸をコントロールしているのは自律神経
- 呼吸は、自分の意志でコントロールできる。
- 息は心を現している。
- 呼吸をコントロールすれば、心も身体も変わる。
呼吸がどのように心と身体に影響するのか分かっていただけましたか😃?
簡単に取り組めますし、お金もかかりませんので、ぜひ試してみて下さいねっ!!